当施設ではご利用者の口腔内環境を守り、より安定した全身状態をサポートできるよう歯科衛生士を常勤配置し各職種と協働しながらお口に関する あらゆる支援を行っています。
特徴のある三つのフロア《自立支援型》《療養型》《認知症専門》ではそれぞれに適したケア手技・知識を介護・看護職に伝達し、リハ・栄養課とも摂食嚥下における連携をとっています。
お口は生きていく為の栄養を取り入れ言葉を発し気持ちを伝える「命の入り口・心の出口」と心に留め、要介護状態になっても「食べる・話す・笑う」といったお一人おひとりの大切なお口の能力を維持できるよう必要な支援を施設全体で行って参ります。特に全フロアで行っている《健口体操》では入所者様の笑顔と意欲を引き出す工夫を重ねています。
また、義歯作製など専門的歯科処置が必要な場合は往診依頼支援が可能です。
やりがいのある施設口腔ケアにご興味ある方(職種は問いません)はぜひ見学にいらしてください。
歯科衛生士による口腔衛生管理/口腔内評価/義歯評価/習慣づけのための衛生指導/嚥下体操・訓練/経口維持サービス/清掃道具の選択/必要時の歯科受診支援・etc
重度要介護・寝たきりなど全身状態に配慮した手技・道具を用いて口腔ケアを実施。
ほぼ全介助の方が多いので介護・看護スタッフと情報共有・連携を密接にとっている。
廃用症候予防のため口腔内から筋肉を伸ばすストレッチや舌への感覚刺激・唾液腺マッサージを行う。
認知症認定リハスタッフと協力しながら認知症状に考慮したケアを実践。
「お口は心が現れる場所。義歯はその方の心そのものと思って取り扱う」を徹底して意識。
最初は頑なな拒絶態度を見せていた方も徐々に心を開いて下さるケースが多くみられている。
主に介護スタッフと協働しながら口腔清掃習慣づけを意識した支援を行う。
片マヒなど障害に応じた清掃道具・方法を指導。
ずっと義歯を使ってなかった方が義歯を作製し装着しているケースもある。
口腔機能低下(オーラルフレイル)予防のための健口体操には特に力を入れている。