離宛対応訓練開催
2021年10月25日
カテゴリー: トピックス
2021年10月20日、離宛対応訓練を開催しました。
エスポワール立神には、入所サービスと通所サービスの利用者がそれぞれ70名おられます。
認知症などの症状があるご利用者もおられ、離宛の可能性が高い方もおり、訓練を行うことで、関連施設や市の関係機関と連携をとりながら、問題解決に向けて対応できるよう訓練を実施しました。
今回の訓練では、認知症のご利用者がエスポワール立神から離宛し、行方不明になった場合を想定し、捜索時のマニュアルの検証や市の関係機関との連携の確認が行われました。
訓練では、行方不明者役の職員が実際に施設の外へ出て地域を徘徊しました。
「離宛者発生」の報告を受けた事故防止委員長が中心となり、行方不明者の特徴や服装などを確認したのち、捜索が開始されました。
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苑内捜索
捜索は部署ごとに5班に分かれ、それぞれ決められた範囲の捜索が行われました。 |
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敷地内捜索
事故防止委員長による「苑内捜索の結果、不在です」との館内放送後、敷地内捜索が開始されました。 |
敷地内にある関連施設の方にも「離宛者発生の連絡」や「協力依頼」が行われ、捜索活動を行っていただきました。ご協力に感謝申し上げます。 |
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施設長へ「離宛事故発生」の報告
「敷地内は行方不明」ということで、「離宛事故発生」の旨を施設長へ報告しました。 |
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敷地外捜索
実際に地域の捜索を車で行いました。 |
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関係機関へ状況報告
今回の訓練では、市の関係機関であります枕崎市消防本部さまの方へ、「行方不明者の情報」や「当苑における捜索状況」について報告を行うところまで実施しました。 |
訓練の開催にあたり、枕崎市消防本部さまのご協力に感謝申し上げます。
訓練に参加した職員は、「行方不明になってから時間が経つほど見つけるのが困難となるため「早期に発見する」ことの重要性に改めて気づかされました」と話していました。
また、「初めて離宛対応訓練を行ったが、「職員間の連絡方法」や「捜索範囲の決定方法」などについて、再検討の必要性を全員で認識することができた」と語る職員もいました。
万が一のときにも早期発見できるよう体制整備に努めていきたいと思います。